菅平高原に丘陵全体が天然芝生に覆われているダボスの丘というところがあると知りました。
調べてみるとダボスの塔、シュナイダー記念塔など星景写真向きの建物もあるので行ってみることにしました。
道路沿いの駐車場からは徒歩で10分くらい登ることになりますが、上がると開けた景色が広がり気持ちの良いところです。
昼間は学生さんなどが走ってトレーニングしていました。
この夜は明るい月が明け方まであるので、その月の明かりの中で星景写真を撮りましたのでご紹介したいと思います。

シュナイダー記念塔と月・火星
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF5,6 ISO2500 13秒
この場所は昭和5年に来日したオーストリアのスキーの名手、ハンネス・シュナイダー氏が、スイスの牧場地帯ダボスに似ていると評したことから「日本のダボス」と呼ばれるようになったそうです。
この塔はハンネス・シュナイダー氏を記念して作られたそうです。

ダボスの丘と月
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF5,6 ISO2500 10秒
小さくシュナイダー記念塔が見えます。

ダボスの丘と北天の星たち
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF4 ISO2500 13秒
広々とした雰囲気の丘です。

ダボスの丘とカシオペヤ座〜ぎょしゃ座
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF4 ISO3200 13秒

ダボスの塔と昇ってきた昴
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF4 ISO2500 10秒
スイスのダボスとの姉妹都市を記念したダボスの塔です。
なお、この1平方メートルの土地は日本のものじゃなくて、スイスの姉妹都市ダボスのものだそうです。今日はスイスにも行ったことになります^^

ダボスの塔と沈む夏の大三角
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF4 ISO2500 10秒

シュナイダー記念塔と昇るおうし座
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF4 ISO3200 10秒

登山道のススキと北天の星空
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2,8⇒15mmF3,5 ISO3200 10秒
さて、夜中一時的に雲が多くなってきましたが、2時ごろから冬の大三角も見え始めてきてこれから月も沈み暗夜の中で写真を撮るために赤道義をセットしていた時です。林の方から音が聞こえてきました。連続する音で最初は車の音のようにも聞こえたんですが、その方向に車があるはずもなく、「う〜〜」という音がしだいに大きくなり近づいてきました。
もしかすると熊の威嚇かもしれないと感じたのでカメラ類を置いてそそくさと駐車場がある場所まで戻り、撮影は諦めました。その後5時半ごろ日が昇ってから取りに戻りました。
帰宅してから熊の声と検索していくつか聞きましたが、昨夜の音とは違う気がします。ではあの音は何だったんだろう?と謎ですが、熊の可能性もあったわけですのでその場所から去ったという行動は間違っていなかったのかなぁと思います。オリオン座が撮れなかったのは残念ですが。
なお、朝6時を過ぎると登山や運動をする人で10人以上人がいる状況で昼間はほっとする場所です。
ちなみにこの夜は露がひどくてカメラも服もびっしょりになる状況でした。放置したカメラ2台ですが、2台とも露対策はしていましたが、レンズヒーターの方はレンズがびしょ濡れでしたが、桐灰カイロ(足の冷えない不思議な足もとカイロ)をまいていた方は長時間放置したにもかかわらず露が付きませんでした。先ほど桐灰カイロをリピート注文しました。
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