先週水曜日の夜に話題となった皆既月食はご覧になりましたか?
関東は曇りの予報だったのであまり期待せずに「雲の間から見られたらラッキーかな」くらいの気楽な気持ちで行田のさきたま古墳群に向かいました。翌日仕事があることで遠くに行けなかったことと、月が高い位置になるので風景と月を一緒に連れる場所ということでここを選んだのですが、2011年12月の皆既月食でもここで撮っていました。
さて、天気には期待していなかったのですが、皆既前の部分食では雲が広がったものの、皆既中はほぼ晴れて撮影できましたのでご紹介させていただきます。
月食前の月と丸墓山古墳 20:28
Canon6D TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF5 ISO1000 6秒
部分食が始まるのは20:48.1分。右の方にオリオン座が見えます。
部分月食開始直後 20:51
Canon6D TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3(A011)⇒600mmF8 ISO400 1/800秒 トリミング
部分食が始まりました。今回は望遠ズームを600mmで撮りました。
皆既月食直前 21:51
Canon6D TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3(A011)⇒600mmF6.3 ISO2500 1/4秒 トリミング
皆既が始まるのは21:51.4分。直前の写真です。
皆既月食始まる 21:52
Canon6D TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3(A011)⇒600mmF6.3 ISO2500 1/4秒 トリミング
皆既月食と丸墓山古墳 22:00
Canon6D HKIR改造 TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF3.5 ISO1000 8秒
皆既がはじまり、赤い月がぽっかり浮いた星景写真が撮れました。
月の左側はしし座で右の明るい星は全天で一番明るい恒星シリウスです。
皆既月食と丸墓山古墳 22:24
Canon6D HKIR改造 SAMYANG fisheye 12mm F2.8 ⇒F4 ISO1250 10秒
丸墓山古墳の昇り口から魚眼レンズだと月と一緒に撮れました。
皆既月食最大 22:29
Canon6D TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3(A011)⇒600mmF6.3 ISO3200 1/4秒 トリミング
皆既月食と丸墓山古墳 22:31
Canon6D HKIR改造 TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF3.5 ISO800 6秒
皆既月食と丸墓山古墳 22:33
Canon6D HKIR改造 TAMRON SP15-30mmF2.8⇒30mmF3.5 ISO1250 6秒
撮影風景 22:42
Canon6D HKIR改造 TAMRON SP15-30mmF2.8⇒15mmF3.5 ISO1250 6秒
皆既終了直前 23:06
Canon6D TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3(A011)⇒600mmF6.3 ISO3200 1/4秒 トリミング
今回の月食は皆既時間が1時間17分もあったのでいろんな写真を撮ることができました。
さて、次回の月食は今年7月28日(土)の明け方に月食の状態のまま月が西へ沈んでいく「月入帯食」となります。夜明けを迎えることと沈んでしまうことから全容を見ることはできませんが、星景写真的には欠けながら沈む月と風景を狙いたいものです。
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